とおい記憶

記憶をたどるのは楽しい。小中の頃をふと思い出してみると毎日が楽しかったな。人生のピークは小6だったと思ってるから余計に。
あの頃はすべてがうまくいった。勉強に恋に友情に。うまくいくことが当然だと思ってた。それからの転落人生はホントひどいな。実際には転落じゃなくて自分が制御しきれるレベルを超えたもの達の間に飛び込んだからなんだけどね。井の中の蛙大海を知らずだが、まさにそれだった。海に出て海の厳しさを知った。お山の大将でいたほうがどれだけ楽だったか知る由もないが欲をかきすぎて上を目指しすぎたものの報いを今受けている。
人は上を向いて歩く。涙がこぼれないように。けど、上を向いたから涙がこぼれることもたくさんある。